2009年05月22日

Debian GNU/Linux 5.0 + dosemuでVZ(4)

さて、dosemu の unix.com です。


VZのコマンドラインから Linux コマンドを実行
vz_unixcom.png


■Debian のデスクトップ側でコピーしたテキストを Dosemu 側へ持って来る。
(utf-8 ならフィルターをかませば ok。)

c:\Unix xsel | nkf > clip.tmp

xsel は linux コマンド
nkf は dos コマンド

※また、逆にVZ側から Debian デスクトップのクリップボード (?) へデータをコピーできるはずだけど、まだ試していないです。


■VZのコマンドラインから URL を指定して Firefox(iceweasel) でページを開く。

c:\Unix firefox http://www.yahoo.co.jp/


ie.def では、

;--- (2) WWWブラウザ起動コマンド名----------------------------------%a
;     Start http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Namiki/5884
;     ↓のままの場合、コマンドラインは↑となります。

   w="Unix firefox ",

と指定すれば、Win9x 上での使用感と変わりありません。


■作業ファイルに "nul" を使っているマクロは誤動作する可能性有り。

ファイル名に "nul" を指定した際の挙動が dos とは異なります。

nif_tree.def は下記の変更で正常に動作するようになりました。

    pf[=pr,wd[=0, #R "nul" #m wd],pf],
            ↓
    pf[=pr,wd[=0, #R "nul" #m (s)?{ 'y' } wd],pf],


ie.def も、nul が出てくる部分に同様の修正を加えれば、正常に動作します。
が、クリップファイルをブラウザで開く機能は正常に動きません。


・・・

あとは、dosemu 上のファイル名とパスを Linux 上のファイル名、パスへ変換する方法があれば・・・Win9x の start コマンドの代わりとして unix.com が使えるようになるんですけどね。

d:\desktop\data\clip.htm
     ↓
~/Desktop/data/CLIP.htm

みたいな感じで。
posted by - あじゃ - at 23:01| Comment(3) | TrackBack(0) | Vz Editor DOS DOS窓 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
上の画面キャプチャを取った dos 環境は、
PC DOS J6.3/V のディスプレイドライバ+鯖さんの DSPXVBE と、スーパードライバーズのフォントドライバです。

$disp.sys  26,757 94-04-15  6:30
dspx.exe   22,638 94-04-15  6:30
dspxvbe.exe 31,018 97-01-17  0:03
fontex.exe  35,952 93-03-29 17:00

鯖さんの dspxvbe のドキュメントには、動作環境として、

 ・IBM PC DOS J6.1/V, J6.3/V, J7.0/V のいずれか。
 ・IBM DOS J5.0/V + IBM DOS/V Extension。
 ・IBM OS/2 J2.1, J3.0 Warp(PC/AT, PS/2 用)上の DOS プロンプト (MVDM)。
  (OS/2 J4.0 は現時点でもっていないので未確認)

とあるので、DOS/V Extension V2.0 を持っていなくても、J6.1/v 以上の pc dos のドライバ ($font.sys 含む) があれば、同様の解像度で使用可能だと思います。

フォントドライバに関しては、Lepton さんのフリー版、fontx.sys が使えるかもしれません。もし使用可能であれば、上のキャプチャのように、お気に入りの fontx 形式フォントで表示が出来る、ということになるかと思います。
Posted by - あじゃ - at 2009年05月27日 23:40
あと、現在の config 周りもさらしておきます。

- config.sys -
rem note that the initial "D:" is set to "Z:" at the end
SWITCHES=/F
DOS=UMB,HIGH
shell=c:\win98\command.com c:\win98 /p /e:1024
lastdrive=Z
files=40
buffers=10
device=d:\dosemu\ems.sys
devicehigh=d:\dosemu\cdrom.sys
install=d:\dosemu\lredir.com z: linux\fs\${DOSEMU_LIB_DIR}/drive_z ro
devicehigh=C:\WIN98\biling.sys
rem devicehigh=c:\dos6\$font.sys
DEVICEHIGH=c:\sd32\FONTEX.EXE
devicehigh=c:\dos6\$disp.sys
rem devicehigh=C:\WIN98\jkeyb.sys /106 C:\WIN98\jkeybrd.sys
devicehigh=C:\WIN98\COMMAND\ansi.sys
devicehigh=C:\WIN98\KKCFUNC.SYS
DEVICE=c:\wx3\WXK.SYS /A5 /$1 /$2 /$7 /$8
DEVICE=c:\wx3\WX3.SYS /INI=c:\wx3\wx3sys.ini /A5
DEVICE=c:\WX3\WX3TX.SYS /DD:\DIC\WX3TX.DIC /A1
DEVICE=c:\WX3\WX3TM.SYS /DD:\DIC\WX3TM.DIC /A1
DEVICE=c:\WX3\JTL\WX3RX.SYS /DD:\DIC\WX3R.DIC /L /A1 /SD6
DEVICE=c:\WX3\JTL\WX3YR.SYS /DD:\DIC\WX3YR.DIC /L /A1
DEVICE=c:\WX3\JTL\WX3RM.SYS /DD:\DIC\WX3R.DIC /L /A1 /SD10

- autoexec.bat -
@echo off
echo ""
rem autoexec.bat for DOSEMU + FreeDOS
loadhigh C:\WIN98\COMMAND\nlsfunc.exe C:\WIN98\country.sys
set comspec=c:\win98\command.com
path z:\bin;z:\gnu;z:\dosemu;c:\;c:\test;c:\bat;c:\utl;c:\sys;c:\sd32;c:\vz;c:\wx3;c:\dos6
set HELPPATH=z:\help
set TEMP=c:\tmp
set TMP=c:\tmp
set tz=JST-9
set vzdef=c:\vz\def\
set vzbak=\trash
set vzlog=d:\desktop\mnt\log\nif\
blaster
prompt $P$G
unix -s DOSDRIVE_D
if "%DOSDRIVE_D%" == "" goto nodrived
lredir del d: > nul
lredir d: linux\fs%DOSDRIVE_D%
:nodrived
lredir e: linux\fs/media/cdrom c
unix -s DOSEMU_VERSION
echo "Welcome to dosemu %DOSEMU_VERSION%!"
unix -e
Mode con: rate=32 delay=1
c:\dos6\dspxvbe
c:\dos6\dspx w
C:\VZ\taglight /a- /v stay
Vwx -z2 -l8192 -x1 -v3
Vz -z
Posted by - あじゃ - at 2009年05月27日 23:46
Unix.com を使って Windows の Start コマンド風の動作をさせるマクロを掲示板のほうに書きました。

まだ解決していない問題も残っているけれど、とりあえずかなり便利になりました。
Posted by - あじゃ - at 2009年10月11日 10:16
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