現在のメインマシンの HDD はこんな構成にしています。
WindowsとLinuxでマルチブート
hda1 基本1 WindowsMe
hda2 基本2 ubuntu 9.04
hda3 基本3 Debian Lenny
hda4 拡張
hda5 論理1 スワップ領域
hda6 論理2 空き
hda7 論理3 データ
マルチブート環境構築の参考としては、以下のリンクをご覧頂くとして・・・
マルチブートするなら2段階ブート方式に統一しよう ←必読
マルチブートの仕方 ←基本から応用まで全般の理解のために
一例として、イチから構築した手順を紹介します。
(1) Windows98 のインストール CD からブートして、fdisk で hda1 を確保。
(2) ChaN さん作の MBM を MBR へインストールし、hda1 をマスク後に Windows98 のインストール CD からブートして、fdisk で hda2 を確保。
(3) hda2 をマスク後に Windows98 のインストール CD からブートして、fdisk で hda3、hda4(hda5〜7) を確保。
(4) hda1 を MBM でアクティブにして WindowsMe をインストールし、hda7 のデータドライブに MBM を入れておく(この時点で MBR は Windows のブートストラップローダで上書きされているので、以下の (7) で MBM を MBR に再インストールするまでの間は、HDD からブートすると WindowsMe が起動します)。
(5) ubuntu 9.04 の 日本語 Remix CD からブートしてインストール。HDD のパーティション構成は手動で選択、ルート以下を hda2 に配置し、hda5 をスワップ領域として指定、他のパーティションは使わない。[拡張] ボタンを押して grub は MBR ではなく hda2 の PBR へインストール。
(6) Debian Lenny i386 のインストール CD からブートし、エキスパートモードでインストール。HDD のパーティション構成は手動を選択、ルート以下を hda3 に配置し、hda5 をスワップ領域として指定、他のパーティションは使わない。また、hda6 を ext3 でフォーマットしておく (未フォーマットのままだと WindowsMe 起動中にドライブが見えて邪魔なので)。grub は MBR ではなく hda3 の PBR へインストール。
(7) Windows98 のインストール CD からブートして、hda7 に入れておいた MBM を MBR へインストール。MBM の設定で Debian Lenny をデフォルトの起動 OS に指定し、自動起動のタイマーを 10秒ほどに設定する。
以上、経過を若干省いています。
実際は、途中でこんな試行錯誤があったりしました。
最初、Debian Lenny AMD64 版を hda2 にインストールしたものの、日本語 FEP(WX3) を起こした状態で、キーボードからキー入力した瞬間に dosemu がクラッシュしてしまうので、とりあえず常用するのをあきらめ、hda3 に Debian Lenny i386 版をインストールした。
「軽いデスクトップ環境」ということで興味があった LXDE (Debian Lenny i386 版) を
Debian Lenny はうちの環境だと、Windows 共有フォルダへのアクセスに問題があるので、ubuntu を試してみることにした。とりあえず、
・・・
これだけころころと OS の入れ替えが簡単にできるのも、2段階ブートに統一してブートマネージャーに MBM を使う、という方法論を公開してくださった disklessfun さんのおかげです。