>(1) 外部マクロをクリーンな環境でロード・実行する > > 50 [ESC]Y "^outside" &88この新機能(1)のメリットのひとつは、既製のマクロを自分の手になじむようにすることが、マクロ初心者でも簡単にできるようになったことだと思う。
たとえば青空文庫から入手したテキストを、縦書き表示のVZで読みたいと思ったとする。やっぱちゃんと禁則処理をして、行間も開けた(1行毎に空行をはさんだ)ほうが読みやすい。
禁則処理ならVZ標準添付の tool.def にあるなぁ・・・。
>81 [ESC]Y "指定桁折/連結"これでケタ折りした後に "\n" → "\n\n" と置換すれば行間があけられそうだ。でもどこに追加すればいいのかわからん(^^; 置換だけだったらマクロは書けるんだけど・・・。
んで、 tool.def 自体には手を加えず、新しくこんなマクロを作って tool.def を呼び出してから置換してみることにした。
=== test.def === * macro 71 ^\ "test.def" ?. &50 ; tool.def の "指定桁折/連結" を outlaw 経由でコール #56 "\n" #m "\n\n" #m "AY" 50 "tool 81 yy=76" &88 ; 76ケタ目で禁則処理 ;(詳細はoutlawのドキュメントを参照のこと) *うまくいった p(^^)q
ケタ折のところで一発「Enter」キーを押さなきゃいけないけど、まぁいいや。
んで、やっぱり元のテキストを書き換えちゃうのはいまいちだなぁ。
リネームして閲覧用のファイルを作るのをマクロで書くのは難しそうだし・・・、よし、ファイルをリードオンリーに変更して読み終わったらそのまま破棄することにしよう(ちょっと展開が不自然ですか?(^^;)
=== test.def === * macro 71 ^\ "test.def" ?. #67 ; ファイルをリードオンリーに変更 &50 ; tool.def の "指定桁折/連結" を outlaw 経由でコール #56 "\n" #m "\n\n" #m "AY" 50 "tool 81 yy=76" &88 ; 76ケタ目で禁則処理 *おお、ばっちりだわい p(^^)q
んじゃ ikuboh さんの 1hand.def (片手で閲覧)を起動して、ゆっくり文章を読むことにしよう。
ん? どうせなら Ihand.def の起動まで一気にやっちゃえばラクじゃないのさ(話の展開が不自然ですか? (^^;)
=== test.def === * macro 71 ^\ "test.def" ?. #67 ; ファイルをリードオンリーに変更 &50 ; tool.def の "指定桁折/連結" を outlaw 経由でコール #56 "\n" #m "\n\n" #m "AY" >51 ; 1hand.def へ outlaw 経由でジャンプ 50 "tool 81 yy=76" &88 ; 76ケタ目で禁則処理 51 "1hand" &88 *うまくいったじゃないのさ (^^)v こりゃーかなり便利だなぁ。
さて、名前も Aozora.def なんて付けたりして、vz.def にこの def 用の起動マクロを追加しよう。
51 @A "Aozora" &88これでいつでもらくらく閲覧できるわい。
・・・
ところが、この Aozora.def だけど、うまく動作しないときがあるんですね。
それを解決してくれたのが今回の outlaw の新機能(1)なのです。
(つづく)