2012年05月17日

@2012年5月17日開示「『発電用原子炉施設に関する耐震設計審査指針』改訂に向けて注意すべき点 平成18年4月 原子力安全・保安院」

 A2012年5月25日 原子力安全委員会「平成12年以降、「耐震設計審査指針」の改定及び「既設の発電用原子炉施設等に関する耐震安全性の確認(バックチェック)」の実施に関し、原子力安全・保安院等からの要請等に係る資料について」

 
(2012-05-31 11:20:55 投稿)
更新履歴
12/05/31 11:20 公開

原発耐震「再審査不要に」 保安院が安全委に要求
共同通信 2012年5月17日
http://www.kyodonews.jp/feature/news05/2012/05/post-5670.html

 原子力安全委員会が2006年に原発の耐震設計審査指針を改定した際、経済産業省原子力安全・保安院が、原発訴訟での敗訴などを恐れ、改定後の新指針で安全審査をやり直す必要はないとの見解を出すよう安全委に強く求めていたことが17日、分かった。

 保安院が安全委とやりとりした06年4月付の文書を公開。安全委は保安院の要求を受け、同9月に「審査のやり直しを必要とするものではない」との見解を出した。保安院の森山善範原子力災害対策監は「規制機関としての中立性に誤解を招く部分があり、反省しなければならない」と話している。

 文書は、指針改定の影響について、既にある原発の耐震安全性について立地自治体やマスコミからの批判が厳しくなると懸念し「確たる反論ができない原子炉は事実上、運転停止を余儀なくされる」と強調。「改定を機に多くの訴訟が予想され、国や原子炉設置者は、特段の立証活動なしには敗訴を免れない」などと訴えている。

 四国電力伊方原発(愛媛県)の設置許可取り消し訴訟で最高裁が「最新の科学技術水準に照らし、審査基準に不合理な点がある場合には、それに基づく原子炉設置許可は違法」とした判例も示し、保安院が指針改定による審査やり直しを恐れた様子がうかがえる。

(2012年5月17日)

福島みずほ(@mizuhofukushima) さんのツイート
2012年5月18日17:48
https://twitter.com/mizuhofukushima/status/203406667184996352
今日の報道で06年4月に経産省原子力安全・保安院が、原子力安全委員会に旧耐震指針に基づき建設された原発でも安全性に問題なしと表明するよう求める文書を出したと判明。私のHP http://www.mizuhoto.org/policy/2012/05/post-5.htmlで公開中。

福島さんが上記HPで公開された文書は「『発電用原子炉施設に関する耐震設計審査指針』改訂に向けて注意すべき点 平成18年4月 原子力安全・保安院」という題、日付、発出者のものである。

わしが5月18日、保安院に電話で問い合わせたところ、5月17日に保安院の森山善範原子力災害対策監が会見場に居合わせた記者へ配った書類は5通存在し、福島みずほさんが上記で公開された文書はその中の1通と判明。

「保安院のHPにて公開すべく準備中」(保安院)との回答を得るも、それから1週間以上が経過してもアップされることはなかった。

その間、5月25日に原子力安全委員会がHP上で以下の新設ページを公表した。

原子力安全委員会-耐震性向上への取組
http://www.nsc.go.jp/taishinkojo/index.htm
http://www.nsc.go.jp/taishinkojo/meti_youbou.html (新設ページ)

平成12年以降、「耐震設計審査指針」の改定及び「既設の発電用原子炉施設等に関する耐震安全性の確認(バックチェック)」の実施に関し、原子力安全・保安院等からの要請等に係る資料について

平成24年5月25日
平成24年5月29日改訂
原子力安全委員会事務局



(以下略)

あじゃ註:上記ページは5月29日に記述の一部が変更されたので以下をツイートした。
★安全委http://bit.ly/KTdYtF 平成12年以降、「耐震設計審査指針」の改定及び「既設の発電用原子炉施設等に関する耐震安全性の確認(バックチェック)」の実施に関し、原子力安全・保安院等からの要請等に係る資料について を更新…【図@http://bit.ly/KYBucPAhttp://bit.ly/KYButr】←この記述を変更しただけの模様。5/25にアップされたmeti_youbou〜.pdfの差替えは無し


上記ページ内の資料には、先述の福島みずほさんが自身のHPで公表された文書は含まれていない。

5月29日、30日に再度、再々度、保安院(原子力安全特別調査課)へ電話で問い合わせた。「その文書なら原子力安全委員会が最近(先に紹介したHPのページで)公開した)」という事実をふまえない回答その他、不愉快なやりとりが多々あったが、その詳細は省略する。

回答の根幹を一言でいうと

原子力安全・保安院としては、記者へ配布したことをもって、この文書は「公開」したものと考えている。よって保安院のHPへ掲載するつもりはない

とのことだった。

ただ、メールに添付して、わし宛に送付することはできる、というので送付を依頼、届いたメールを以下に引用する(個人名・メールアドレスは伏せた)。

X-Mailer: Lotus Notes Release 8.0.1 HF660 September 15, 2008
Date: Wed, 30 May 2012 11:18:02 +0900
To: xxxxxxxxx@xxxxx
From: xxxxxx@meti.go.jp
Subject: 【ご送付】5月17日付け開示文書につきまして


●●様


お世話になっております。
原子力安全・保安院 原子力安全特別調査課の●●と申します。

この度は、ご対応が遅くなりまして申し訳ございませんでした。

当課●●宛に御依頼いただきました、5月17日付けにて開示いたしました文書を添付の通り、お送りいたします。


なお、文書Bの2枚目本文中に、見えづらい箇所がございますが、上から順に、以下の通りとなっております。

・現在の科学技術水準に照らし
・具体的審査基準に不合理な点があり、
・違法

それでは、どうぞ宜しく御願いいたします。


(See attached file: 文書@.pdf)(See attached file: 文書A.pdf)(See attached
file: 文書B.pdf)(See attached file: 文書C.pdf)(See attached file: 文書
D.pdf)


原子力安全・保安院 ●●

以下、メールに添付されたファイルを掲載する(ファイル名は都合により変更した)。

文書@.pdf http://dl.dropbox.com/u/69052619/12/05/17/nisa1.pdf
文書A.pdf http://dl.dropbox.com/u/69052619/12/05/17/nisa2.pdf
文書B.pdf http://dl.dropbox.com/u/69052619/12/05/17/nisa3.pdf
文書C.pdf http://dl.dropbox.com/u/69052619/12/05/17/nisa4.pdf
文書D.pdf http://dl.dropbox.com/u/69052619/12/05/17/nisa5.pdf

先述の福島みずほさんが自身のHPで公表された文書は文書B.pdfである。

以上のファイルは「わしコレ」(http://aja.seesaa.net/article/241195915.html)なので、必要な方は、一次資料としての正統性を確保するうえでも、保安院(原子力安全特別調査課)から直接、入手されるようおすすめする。

その際は、「重大な内用の文書なので、問い合わせがあった場合だけへの個別対応ではなく、保安院のHP上に掲載して正しい意味での公開を行うよう」一言、ふた言、3言、4言、強力に要求していただくようお願いする。

また、原子力安全・保安院および原子力安全委員会に、先述の5月25日公開のページ(原子力安全委員会)に問題の保安院文書が含れていない点を問い合わせた際、両者の言い分に食い違いがあったことを付言しておく。
posted by - あじゃ - at 11:20 | TrackBack(0) | でんき関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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